「ホルモン治療とのつきあい方」をサポートするためのサイトです。
乳がんの方のうち、約7割はホルモン受容体があるため、ホルモン治療が選択肢の一つになります。手術後に補助的な治療としてホルモン治療を行っている方は多くいらっしゃるでしょう。
乳がんのホルモン治療は、女性ホルモンの分泌を抑制して、がんの増殖をおさえます。ホルモン治療中は、更年期症状と同じような症状があらわれることが多くあります。そして、ホルモン治療は5年から10年という長期にわたります。この間、気力・体力を保ちながら、治療を続けなければなりません。さらに、症状とのつきあいかたや生活上の不便さは、ご自身で管理しなければなりません。このような状況では、戸惑いや不安が強くなることもあるでしょう。
ホルモン治療をうける方の心とからだのメンテナンスがうまく行えるように、そして、最後まであなたらしく治療を続けられることを目指して、このii-naviを開発しました。
皆様に、このii-naviが、お役にたてれば幸いです。
飯岡由紀子(埼玉県立大学大学院研究科・研究開発センター )